4Kテレビの解像度がどう考えても不要だと思う件

monitor-155565_640

ソニーやPanasonicを始め、徐々に4Kテレビが世の中に普及しつつある。

4Kの解像度とは4096× 2160ドット、8,847,360画素となる。フルハイビジョンが1920×1080ドット、2,073,600画素であることを考えると、単純に比較しておよそ4倍の解像度だ。


スポンサーリンク

解像度が高い事自体はいい。しかし問題はその容量だ

tv-36723_640

4Kを議論するにあたって、そもそも解像度を議論することは無意味だと思っている。技術の進歩により、より精細な画面モニターが作れる、これ自体を否定する気はさらさら無い。

実際に今のハイビジョン画質の解像度で満足しているか?と聞かれれば、正直なところ、満足していると答える人が大半だろう。実際家電量販店で、フルハイビジョンと4Kテレビの比較コーナーが設置されているが、なれべてみると違いがわかるものの、ブラウン管テレビからハイビジョンが登場した時ほどの感動は全くない。

しかも、実際にこの4K化に伴って、HDD録画や、テレビ自体のスペックはフルハイビジョン時代と比べても大幅な高性能化が必要になる。単純に考えて解像度が4倍、となると、その画面をコントロールするコンピュータも相当高性能なものが必要になるだろう。

一時期ハイスペックテレビに2倍速再生や4倍速再生という機能がついていたが、これは一体何だったのか。こういった機能がついていないと、テレビのモーションがコマ落ちの様な現象が起こったり、滑らかに再生することが出来ないから、こういった機能を一部のハイエンドテレビに搭載したもの・・・と思われるが、つまるところ、テレビの解像度を上げることと、それを滑らかに再生することは、全く別物であるということではないかと思う。

・・・ということは、結局、なめらかなモーションでテレビを見るためには、テレビに内蔵されたCPU自体が高性能なものを選ばなければならないということになる。つまり、価格が上がるということである。

さらに、録画するためにも、超大容量のHDDが必要になってくる。外部記録媒体であれば、ブルーレイ、もしくは、それ以上の記憶領域のある媒体が必要になってくるだろう。実際ブルーレイDiscは売れているか?いやいや、全然売れていない。少なくとも、我が家でブルーレイディスクは、今まで1度しか買ったことがない。

つまるところ、こういうことだ。

需要が無い。

その証拠に、ブルーレイディスクは全然安くならない。既にブルーレイが登場してかなりの年月が流れているが、当初に比べればかなり安くはなったものの、DVDの価格遷移と比べると、価格の落ち方が異常に遅い。

これ以外にもいい例がある。レンタルビデオ店のブルーレイコーナーだ。

ブルーレイの出始めの頃は、まだ作品のブルーレイバージョンの棚はそれなりにあった。しかし今はどうだろう。ほとんどDVDばかりだ。これはブルーレイの方が当然解像度が高く、精細な画質が楽しめるだろうが、消費者がそれを求めていないということにほかならない。ブルーレイのほうがレンタル料金が高い場合ならまだわかる。しかし、レンタル料金はDVDと同じだ。車のオーディオが一部を除き、大半がブルーレイ対応にならないのも大きない要因だろうが。

結論、4Kは不要

television-29977_640

現時点では・・・と但し書きになるが、4Kは今は不要だろう。

もっとも、テレビとしては不要だがPC用モニターとしては、非常に有用なものになる。テレビの場合は受信しているデジタルデータ自体が最大で約207万画素に過ぎないし、仮に4Kが来ても約900万画素あれば足りる。

しかしデジタル写真の現像等に使用される場合は900万画素では足りない。例えばNikonのD800という一眼レフは3600万画素あるし、ペンタックスの645Zという一眼レフは5000万画素近くある。こういう用途の場合は、4Kどころか何Kあってもいいわけだ。

各メーカーは消費者にアピールするために、必至で高性能テレビを開発していることと思うが、今一度、ユーザー目線で商品づくりを考えて欲しい。高性能化自体は歓迎するが、ユーザーは頻繁な買い替え、商品及び周辺機器の高額化は望んでいない。

The following two tabs change content below.
ruby(るびぃ)

ruby(るびぃ)

Apple製品、デジカメ、Minecraft、スプラトゥーンが大好きです。ガジェットを駆使して人生を豊かに便利にする方法を日々考案中。
スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です