「初心者用デジカメ」は、綺麗な写真が撮れないようになっています

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デジカメでも何でもそうですが、「初心者向け」の商品が必ずあります。そういった商品は大概一番価格が安いモデルのことを指しており、「一番安いデジカメ=初心者用カメラ」といった構図が一般的となっています。

ところが、この構図は全くの嘘・デタラメです。これ、結構大事なことなので、初心者がカメラ選びをする際には是非参考にして欲しいと思います。

※タイトルは少々煽っていますが、本当のことです。


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初心者用モードは実は全く使えない

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一番安いモデルに大抵付いている機能として、初心者用モードがあります。

初心者用モードとは、スポーツ、風景、マクロ(接写)など予めシーンを設定することにより、シャッター速度やISO感度、絞り(F値)を自動的にカメラ側で制御してくれるモードです。中級機以降のカメラには基本的に付いていません。

一見、初心者にやさしい機能に見えるのですが、実態は融通の効かない非常に意味のないモードなのです。

どういうことかというと、例えばスポーツモードの場合、シャッタースピードを早めるため、F値を下げ、ISO感度を高く設定することで、シャッター速度を稼ごうとします。

スポーツ撮影の場合は、被写体ブレを防ぐために速いシャッタースピードが必要になることは間違いないなく、カメラ側で自動的に設定されるシャッター速度を速めるという方向性自体は問題ないのですが、肝心なのは、撮ろうとしているシーンに必要な本当のシャッター速度がカメラ側で正確に判断できない点にあります。

つまり、スポーツモードで自動的に1/500秒のシャッター速度を設定されたとしても、撮ろうとしている被写体は1/1000秒のシャッター速度でなければブレを抑えきれない場合は、結局綺麗に撮れず、ブレた写真が撮れてしまうのです。逆に1/200秒のシャッター速度で十分な被写体なのに、1/500秒のシャッター速度を設定されてしまうこともあり、この場合は、無駄にISO感度を上げられていることになり、結果として画質が落ちます。

初心者用デジカメはオートフォーカスが遅い

今やプロカメラマンでも基本的にオートフォーカスを使う時代です。もちろんカメラ初心者もオートフォーカスを使うことになります。

オートフォーカス性能というのは、動く被写体を撮る際には最重要項目であり、この性能が低いと、シャッター速度が足りていたとしても、ピントが合っていない写真が撮れてしまいます。つまり、きれいな写真は撮れないということです。

値段が安いのだから性能が低くて当然でしょ?と言われればそのとおりですが、実際全くの初心者が「初心者用一眼レフ」と「中級者用一眼レフ」で撮り比べした場合、ほぼ間違いなく中級者用カメラで撮ったほうが写真の成功率は上がるはずです。

初心者だから初心者用のデジカメが一番良いというのは、確実に間違いなのです。

まとめ

初心者用デジカメの真実についてご理解いただけたでしょうか?

誤解されないよう補足しておきますが、現在のデジカメはどのデジカメ(一眼レフ)を使ってもそこそこ綺麗に撮ることは出来ます。しかし、「初心者用デジカメ」というのは、あくまで「初心者でも買いやすい価格」のことを指しているに過ぎず、実際の使い勝手は明らかに中級機のほうが初心者でも綺麗な写真が撮りやすいです。これは私自身が初心者用一眼レフから中級者用一眼レフに買い替えた際に本当にそう思いました。

よって、少しでもきれいな写真を撮りたいのであれば、財布と相談の上、出来る限り良いグレードのカメラを買うのが一番です。高ければ高いほど、初心者でも簡単に綺麗な写真が撮れます。

以上、初心者用カメラについて、語らせてもらいました。カメラを買おうとしている方の参考になれば幸いです。

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ruby(るびぃ)

ruby(るびぃ)

Apple製品、デジカメ、Minecraft、スプラトゥーンが大好きです。ガジェットを駆使して人生を豊かに便利にする方法を日々考案中。
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