NikonD5500とD5300の違いを比較し、初心者にオススメなのはどちらか考える

スクリーンショット 2015-02-11 02.13.31

NikonからD5500という新機種が発売されましたので、恒例の初心者向けオススメカメラ講座を開催していきたいと思います。

新型のD5500を買うべきか、旧型のD5300を買うべきか迷っている人の助けになれば幸いです。

D5500になって大きく変わった点

カメラとしての基本スペックは先代のD5300から大きく進化しているものはほぼありません。連射の速さ、画素数などいずれもD5300と全くの同スペックです。

新型を出す意味があったのか?と言いたくなりますが、今回の改良は、主にUI(ユーザーインターフェース)と重量、この2点です。

タッチパネル液晶が採用された

デジカメのタッチパネル液晶というのは、コンパクトデジカメであれば数年前から採用されており、特に真新しさはありませんが、一眼レフ系のカメラにおいてはまだまだタッチパネルは普及しておらず、今回Nikonとしては初めて一眼レフ用タッチパネルというものを採用しました。

一見便利そうに見えるタッチパネルですが、私の見解では一眼レフにタッチパネルは不要だと考えています。なぜなら、一眼レフの場合、タッチシャッターに大きな制約があるからです。その制約とはオートフォーカスエリアです。

これまでタッチパネルを採用してきた機種は、いずれもコントラスト式のオートフォーカスを採用しているカメラで、コンデジや、一昔前のミラーレス一眼がこのコントラストオートフォーカス式を採用していました。一方で一眼レフの場合、位相差式のオートフォーカスを採用しており、この位相差式はタッチパネルによるシャッター操作と非常に相性が悪いです。

相性が悪い理由としては、コントラスト式と比べて位相差式はフォーカスポイントが中央部に限定されていることが挙げられます。つまり、画面内のどこでも好きな位置にピントをあわせることが出来ないということです。

さらに、一眼レフの場合は基本的にファインダーによる撮影スタイルとなるため、もしタッチシャッターを使おうと思ったら、ライブビュー(液晶画面を見ながら撮影する機能のこと)を使うことになります。一眼レフのライブビュー撮影は、位相差式ではなくコントラスト式のオートフォーカスしか使えなくなるため、オートフォーカスが非常に遅く、一眼レフのメリットである高速な位相差式を殺してしまうことになります。

もっとも今回のタッチパネル採用により、カメラの各種設定も液晶画面から直接調整することが可能となったので、場合よっては以前よりも設定を変更する手数を減らすことが出来るメリットもあります。

いずれにしても、小改良に過ぎない変更点であるため、タッチパネルが付いたD5500を選ぶ積極的な理由にはなりえません。

重量が軽くなった(これはとても良い点)

CanonのKissX7ほどの軽量さはありませんが、D5300よりも60gも軽くなったことはとても大きなメリットだと思います。一眼レフはカメラ本体に加え、レンズも必要となるため、携行性は非常に悪く、少しでも機材を軽くしたいと思うのが普通です。その点において、今回の軽量化は大きなメリットをもたらしてくれると思います。

初心者にはD5500とD5300のどちらがオススメ?

正直なところ、D5300の方がオススメです。

理由はD5500とD5300の差額が、新たに追加されたタッチパネルや、軽量化という要素の対価としてつり合わないと思うからです。

もちろんこれはD5500が発売直後だからということもあるので、ある程度価格がこなれてくればD5500を検討する価値は十分あると思います。

もし価格は気にしないということであれば、軽量化されたD5500を選んだほうが良いでしょう。なお、タッチパネルは多分殆ど使うことは無いでしょうから、比較要素としては無視して良いと思います。

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ruby(るびぃ)

ruby(るびぃ)

Apple製品、デジカメ、Minecraft、スプラトゥーンが大好きです。ガジェットを駆使して人生を豊かに便利にする方法を日々考案中。
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