スマホカメラで「F値が低いと明るく撮れる」って説明としては失格だよね

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スマホの機種紹介ページをいろいろ覗いていたら、カメラ機能の説明に「F値が1.9だから明るく撮れる!」って書かれていたのですが、あの表現はちょっと良くないですね。

もしこれが「F値が1.9だからノイズが少ない!」って書くなら問題ないのですが、「明るく撮れる」っていうのは明らかに消費者に誤解を与える表現です。


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明るく撮ってどーする?

F値が低い程カメラとしては高性能というのはおおよそ正解ですし、明るく撮れるっていうのも間違いではありません。

ただ、カメラって適正露出という「ちょうどいい明るさで撮る機能」が標準で備わっているので、F値が低いから暗いところでも明るく撮れるっていう表現は、カメラ性能を謳う表現としては間違っていると思います。

そもそも写真って暗いところは暗く写るべきだと思います。考えてもみて下さい。仮に夜に撮影するときに昼間のような明るさで撮ろうと思いますか?って話です。どうしても夜でも昼間のような明るさで撮りたいという特殊な事情があるなら話は別ですが、そうでなければ夜は夜の暗さで写らないとそもそも写真としての意味がありませんし、撮影時間もよくわからなくなってしまいます(プリントした場合などは)。

どんなにF値が低い高性能なレンズでも、普通に撮る分にはF値の大きい普通性能のカメラと写る明るさは一緒です。

意図的に写真の明るさを操作しようとした場合は、F値が低いほうが明るい写真を撮りやすくなるのは事実ですが、そのためにはデフォルトのカメラ機能には付いていないManual操作が出来るアプリを入れなければなりません。当然普通のスマホユーザーであれば、カメラ側の細かな設定などしませんから、結局明るく撮る機会はないということになります。

とはいってもF値が低いことのメリットはとても多い

「F値が低い=明るい写真が撮れる」というメーカーの商品のキャッチコピーは間違っていますが、F値が低いということは、ISO感度が上がらずにすむため、写真の画質が落ちにくいということにもなりますから、性能が良いということ自体は変わりません。

また、F値が低いほうがシャッター速度が上がるので、極めて暗い環境下での撮影の場合、ぶれにくくなります。

つまり、F値が低い方が、カメラとしての性能は高いということです。

まとめ

とりあえず、F値が低い=明るい写真が撮れるではないことは覚えておきましょう。

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ruby(るびぃ)

ruby(るびぃ)

Apple製品、デジカメ、Minecraft、スプラトゥーンが大好きです。ガジェットを駆使して人生を豊かに便利にする方法を日々考案中。
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