APS-C一眼で一番画質が良いカメラ「富士フィルム X-E2」レビュー

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一眼系のカメラはどのカメラもとても画質が良いのですが、中でも富士フィルムのミラーレスは飛び抜けて良い画質であると私は思っています。

これについては、富士のカメラは、他メーカーよりもJpeg画質がいいという話は以前の記事でもお話しています。

 Jpeg撮って出しの画質が最も良いメーカー【考察】

富士フィルムのカメラの特殊性については、他の方からも散々語られていますが、被写体が子ども写真に特化したレビューはあまり見られないため、今回は子ども写真に主眼を置いて、お話していきます。レビュー機は富士フィルムのX-E2です。


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子どもの肌の質感を出せる唯一のカメラメーカー、それが富士フィルム

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子どもの肌の質感というのは、カメラで撮影するのはとても難しいです。子どもの非常に繊細なきめ細かな肌は、カメラのちょっとしたノイズでもダメージを受け、ザラザラな肌として写ってしまうことが多く、少なくともJpeg撮って出しの場合、他メーカーでは綺麗に肌を表現することが出来るカメラは存在しません。

このように書くと、「いやいや、他のカメラでも十分綺麗に写るよ」って思う人も出てくると思うのですが、富士フィルムの場合、いかなる状況下においても肌を綺麗に写せるという点において、右に出るメーカーはありません。

ここで言う「いかなる状況下」というのは、具体的に言うと光量の少ない室内での撮影シーンなどがそれにあたります。

ISO感度6400で肌を綺麗に写せるカメラはフルサイズでもかなり厳しい

先ほどの写真は、実はISO感度6400で撮影されています。ちなみカメラのノイズ低減設定はデフォルトの「普通」です。

コンデジでしか写真を撮ったことがない方はもちろん、APS−Cフォーマットの一眼レフを所有している人でも、Jpegで、しかもISO6400で撮った子供の顔がこれほど綺麗に写るというのはありえないと思うはずです。私は以前EOS6Dを使用していましたが、元フルサイズユーザーから見ても、びっくりしてしまうレベルです。

高感度撮影の画質というものは、人以外の「モノ」を撮る場合と、人を撮る場合とで、総合的な画質の評価はかなり異なります。人を撮る場合の方が、明らかに同じ感度でも画質が低く感じます。肌の描写というのはそれほどシビアだということですね。

高感度を使っても色の出方が綺麗なまま

高感度撮影をする場合、人の肌以外にも、写っているものの「色」が本来の色よりもくすんで写ります。これはフルサイズ機でも同じです。

ところが、X-E2の場合、色の出方が劣化しません。これは本当に特筆すべき点だと思います。先ほどの子どもが写っている写真も、背景に様々な色の物が写っていますが、とても鮮やかな発色を保っています。

通常ISO6400レベルでは、ノイズはもちろん色もきちんと出ないため、全体的にだるい画質になりますが、富士の場合はISO6400を多用しても全く問題ないレベルの高画質な写真を量産することができるのです。

オートフォーカスは激しい運動でなければ次第点

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※画像はファインダー内を撮影したもの

X-E2のオートフォーカスは、X-E1と比べると劇的に向上しました。X-E1は動く子どもの撮影はほぼ不可能でしたが、X-E2は左右方向の動きにはそこそこついていけます。前後方向はかなり厳しいですが、激しく動かない限りはそれなりに付いていくことが出来るようになりました。

しかしながら、α6000と比べると明らかに大味であり、撮影のテンポもかなりゆっくり目になると思います。とはいえ、ストレスになる程遅いわけでもなく、通常の撮影には十分対応ができるレベルです。体感的には、初期のPanasonicミラーレスGF1と同じくらいの速さですね。OlympusのPEN「E-P1」よりは遥かに機敏だと思います。

X-E2の動体撮影能力については、いずれレビューしていこうと思います。

X−E2 レビューまとめ

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画質に関しては、ボケの量を除いてほぼ欠点はないに等しいと思います。

ボケの量はフルサイズなどのより大きなフォーマットのカメラに物理的に勝つことはできませんが、ただ、ボケの質に関しては、富士フィルムのレンズが非常に優秀なため、とてもなめらかなボケを楽しむことが出来ます。今回の子供の写真もXF18−55mmというキットレンズによるものですが、ボケの滑らかさは他メーカーのキットレンズとは一味も二味も上質です。

これ以外にも色の階調もとても滑らかで、非常に丁寧な描写も富士フィルムの特徴の一つです。

以上、富士フィルムX-E2の主な特徴をレビューしましたが、掛け値なしに大絶賛したいと思うカメラはなかなかありません。動体撮影に関してはα6000に劣るものの、それを補って余りある上質な画質がユーザーの満足度を満たしてくれるのではないかと思います。

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ruby(るびぃ)

ruby(るびぃ)

Apple製品、デジカメ、Minecraft、スプラトゥーンが大好きです。ガジェットを駆使して人生を豊かに便利にする方法を日々考案中。
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コメント

  1. kenji より:

    簡潔明瞭な記事で分かりやすいですね、僕は写真は好きなんですがカメラの事はよくわかりません。一応小さなコンデジからフルサイズまで使ってきましたが、仰ってる通りだと思いました。逆に記事に反して6DからXE2に行かれたと書かれると、がぜんフジが欲しくなりました。今までフジはデジカメ初期に廉価なコンデジを買ったくらいで他には一台も買った事がありませんが、いつか量販店で見たフジのコンデジの発色に驚いた事があり、今でも記憶に残っています。動体は撮らないので、柔らかい被写体をノイズ感、感じさせず、階調豊かに表現できるコンパクトかつ軽量なXE2の世界に行ってみたくなりました。

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