ヤフオク出品で送料無料と落札者負担にどっちがお得かって話

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ヤフオクで出品するのに送料負担を出品者と落札者のどちらにすれば結果的に高く売れるのか(儲けが大きいか)ってのが今回のお題。

昔のヤフオクのシステムは、当事者同士のアナログなやり取りで発送や支払いを行うシステムになっており、送料もほとんどのケースで落札者負担だったのですが、メルカリの台頭によるものか、ヤフオクのシステムが大幅にリニューアル。

メッセージを直接やり取りすることなく取引を行うことが可能となり、しかも送料を出品者が負担する場合が全国一律の送料(サイズ別)で発送が可能。

メッセージのやり取りが不要になったことでお気軽に出品出来るようになったのはとても良い改善点だと思う一方、出品時の送料負担をどうするべきなのか迷いやすくなりました。

そういうわけで、今回は「canon EF 50mm f/1.8 STM」という一眼レフの交換レンズを例に、送料負担はどちらに設定するのが得なのか・・・ということを整理していきたいと思います。

落札価格は出品者負担に設定したほうが高額となる

ここではおおよそ2018年12〜2019年2月までの実際の落札データを元に1件あたりの落札金額を実際に算出しました。(約30件)

時期によって落札価格は変動するものなので、比較対象はなるべく短い期間での取引結果を使用しています。また、オプションのフードなどがオマケとして付属している事例は、落札額に大きく影響してしまうので除外しています。

ヤフオク比較

↑のPDFファイルをご覧いただければ分かる通り、送料無料で出品したほうが平均して1,500円ほど高額で落札されています。

出品者負担時:平均11,281円

落札者負担時:平均9,743円

思っていたよりも差は大きいですね。

あとは手数料等の諸経費まで加味した後、儲けにどれだけの違いがあるのかを計算します。

送料・手数料などを差し引いた時の儲けも出品者負担(送料無料)で出品した方が大きい

今回比較対象としている「canon EF 50mm f/1.8 STM」は梱包しても60サイズに収まる大きさなので、送料は出品者負担の場合600円。

例えば商品が10,000円で落札され、60サイズで発送する場合、

出品者負担(送料無料)

10,000円-864円(システム利用料8.64%)-600円(送料)=8,536円(儲け)

落札者負担

10,000円-864円(システム利用料8.64%)=9,136円(儲け)

この様になるため、当たり前といえば当たり前ですが、単純な儲けは落札者負担のほうが大きくなりますね。

 

知っておこう。ヤフオクの謎

余談ですが、ヤフオクのシステムでは、送料を出品者負担にした場合はシステム利用料の8.64%が送料にもかかってきます。

一方、送料を落札者負担にした場合は送料分は手数料の算定から除かれます。

つまり、送料600円のヤフネコ!を使った場合は手数料の8.64%、52円が出品者の余計な負担になります。

送料負担者によって手数料の算定が変わるのはおかしな話ですが、参考までに。

 

このように送料を出品者負担にする場合は、「送料」+「送料にかかる手数料分」が落札者負担に設定した場合よりも余計に発生するため、これを上回る落札差額(60サイズの場合で652円、120サイズで1,084円)がないと、出品者は損をすることになるわけですね。

そこで先程の比較表です。

「canon EF 50mm f/1.8 STM」の場合、送料を出品者負担(送料無料)とした方が平均して1,500円高く落札されるとわかっているので、

1,500円-652円(送料+余計な手数料)=848円

となり、送料無料で出品したほうが出品者側の儲けが大きく、しかも落札者としても送料が発生しないので、双方がお得ということになります。

最終的な儲け

出品者負担時:11,281円(平均落札額)-600円(送料)-974円(システム手数料)=9,797円

落札者負担時:平均9,743円(平均落札額)-841円(システム手数料)=8,902円

すべての出品の送料を出品者負担(送料無料)にすべき・・・というわけではない

当然のことながらあまりに落札予想単価が低いもの、つまり「送料+手数料」のほうが落札代金よりも高額になりそうなものは、落札者負担で出品するべきですね。

まとめ

結論からいうと、ほとんどのケースで出品者負担(送料無料)で取引したほうが出品者・落札者双方にとって好都合だろうというのが僕の考えです。

おまけに運営サイドであるヤフオクとしても手数料収入が増える、郵便局やヤマト運輸としては、発送手続きをシステム化することで発送時の煩雑さから開放されるなど、すべての関係者にとって都合が良いことになりますね。

厳密には製品の価格帯、ジャンルによってバラツキが出ると思いますが、どうしても心配なら現在のヤフオクは誰でも落札相場が確認できるので、送料負担によって落札価格がどの程度異なるかを事前にチェックしておけばよいでしょう。



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